「都留の夏の風物詩って?」
「都留で楽しめる祭りを知りたい!!」
今回は、そんな人のためにワクワクするような祭りを紹介します。
夏が終わり、秋が来て、最近は冷え込んできましたね。
早くも冬が来たような寒さを迎えています。
みなさんは夏休みの間どうすごしていましたか?
今回は、コロナ禍により3年ぶりに都留で行われた、八朔(はっさく)祭りについてご紹介します。
八朔祭りってそもそも何?
地元の人からは、「おはっさく」と呼ばれ、親しまれています。富士吉田市の火祭り、上野原市の牛倉神社例大祭と合わせて、郡内三大祭りと呼ばれることがあります。
ところで、八朔とは、どういう意味なのでしょうか?
八朔とは、旧暦の8月1日のことであり、現在の9月の上旬にあたります。秋の種まきを終え、稲の稔り間近な時期で、豊作を願う意味が込められているそうです!ちなみに8月29日~9月4日を「はっさくウィーク」と題し、盛り上げていました。今年のスケジュールは、9月1日には、生出神社(おいでじんじゃ)にて八朔祭り、9月3日に宵祭りとして打上花火、4日に大名行列や屋台曳行がありました。
また、都留市にある谷村地区は、戦国時代、武田信玄に仕えていた小山田氏によって、城下町としての歴史がはじまりました。江戸時代には、3代にわたる秋元氏の支配のもと、「郡内織」の産地として名が広まり、松尾芭蕉も都留市で句を残すなど、文化の町として栄えたという歴史があります!
と述べられています。
八朔祭りに使われる山車

ミュージアム都留には、山車に使われている郡内織について、詳しく学べる内容や、八朔祭りの日ではなくても、祭りの様子を少しでも感じられる展示が楽しめます。ぜひ行ってみてください!
当日の様子

まだまだコロナ禍は続いていますが、このような祭りを見ると、町に活気が溢れたように見えます。
「久しぶりの祭りにワクワクした」
「普段関われない方と関われて楽しかった」
などという感想を聞くことができました。

さいごに

八朔祭りは地元の人から愛される都留の伝統行事で大切な節目の行事だとわかりました。
3年ぶりに開催された八朔祭りは、大賑わいだったそうですよ!
来年は、私もぜひ参加してみたいです。
この記事を書いた人は…

都留文科大学教養学部地域社会学科(2021年入学)
ゲストハウスゆかり5代目代表
「いつでも誰かの名脇役になる」を人生の目標にしながら、都留市にある学生の運営するゲストハウスの5代目代表を務めている。都留市の好きなところは、町の人との距離の近さと勢い、おいしいご飯屋さん。