お知らせ・特集

都留文生の地域とつながる学外活動

「都留文科大学の学生ってどんな日常を送ってるの?」
「学校以外ではどんなことをしているの?」

都留文科大学の学生は、都留市で地域に根付いたたくさんの活動を行っています。
宿泊施設を運営する「ゲストハウスゆかり」、学生が運営しているカフェ「sowers」、地域の子どもたちに食事やお弁当を作っている「つるっこ食堂」…などなど、この他にもたくさんの活動を行っています。

今日はこの中で、私が活動に参加している「ゲストハウスゆかり」を紹介します。

そもそもゲストハウスって?

ゲストハウスとは、一言でいうと、「出会う宿」だと私は考えています。

コトバンクでは、
風呂や台所等を共用して生活する単身用住宅

広辞苑では、
来客用の宿泊施設(迎賓館など)

と述べられています。

基本が宿泊施設であることは間違いないですが、その形態やコンセプト次第でそのゲストハウスの色が決まります。

barやcafeが併設されているゲストハウスもあれば、個人とコラボしたイベントをしているゲストハウスなどもあります。
このように様々な人や場所、もの、ことの新しい出会いに溢れているのが、ただのホテルではないゲストハウスです。
初めましてのゲストさんとの出会い、スタッフとの出会い、その場所での出会いなど…そこに来たからこその出会いがきっと待っています。

私たちスタッフ自身もゲストさんから日々、たくさんの都留やゆかりの良さを教えてもらい、紹介しながら、進んでいますし、新しい出会いだらけです。


ゲストハウスゆかりって?

ゲストハウスゆかりは、「多様な縁をデザインする」をコンセプトに都留文科大学の学生のみで運営するゲストハウスです。
2019年に開業し、今年で5年目になります。

金土日の宿泊営業とともに、平日はレンタルスペースとしても貸し出しています。
また、地域の人や大学生もゲストハウスに訪れてもらうために、様々なジャンルのイベントを行っています。

HPはこちら!各種SNSも行っています。


ゆかりのおすすめポイント

①おばあちゃんちに帰ってきたような安心感

ゲストハウスゆかりは、1945年ごろに建築された古民家が空き家になっているところを当時の学生が見つけ、リノベーションをしました。
当時の雰囲気そのままに、縁側や広めのお庭を残した場所になっています。

来てくれるゲストさんからの感想には、
「時間がゆっくり流れる」
「懐かしさがある」
と親しみを感じてくれています。

②自由度の高いイベント

都留文科大学の学生は、9割が県外出身ということもあり、ご当地のご飯を一緒につくり一緒に食べるイベントや、ボードゲームを通して仲を深めるイベント、新しいパターンのまちあるきイベントなど様々な角度のイベントを行っています。

③ゲストハウスゆかりでの交流

学生が運営するゲストハウスはあまりありません。
年代が上の方にとっては、学生時代を思い出す機会になるかもしれませんし、年代が下や同世代の方にとっては、共有する良い機会になると思っています。そして、外から来て住んでいる私たちだからこそのおすすめ場所を都留でご案内します!

私たちスタッフもゲストさんとの交流を楽しみにお待ちしています。


ゲストハウスゆかりとの関わり方

①県外や都留の外からの関わり方

宿泊場所としてご活用ください。谷村町駅から徒歩5分という好立地で1泊3500円と、周りの宿泊場所と比べても安いので、ぜひご活用ください。
周りのおすすめ飲食店もたくさん紹介できますよ。

②学生の関わり方

まず、年度の始めには、新規スタッフを募集しています。
ゲストハウスの経営に関わってみたい人やイベントを作ってみたい人、都留でのつながり、拠点にしたい人など意欲のあるスタッフを募集しています。

スタッフほどの意欲はないなという人でも、ぜひ外部からの関わりをしてください。

例えば、ゆかりが主催するイベントに参加したり、ゆかりをサークルのMTGで利用したり、イベントの場所としての利用も大歓迎です。

都留を一緒に盛り上げる事ができたらなと思っています。

③地域の人との関わり方

ゆかりは「地域の人とつながりたい!」という思いでいっぱいです。
レンタルスペースとしての活用もお待ちしていますし、地域の人と関われるイベントもこれから考えていきたいと思います。

地域の人に愛されるゆかりを目指しています。


最後に

今回は、都留文科大学の学外での活動について紹介させていただきました。この記事を見ている方の中で、なにか地域と接点を持ちたいと考えている方の一つのヒントになればと思っています。

ゲストハウスゆかり以外にも最初にあげたように、たくさんの地域とつながれる活動があります。
ぜひ興味をもってアンテナを広げてみてください。


この記事を書いた人は…

北畑 希実(きたはた のぞみ)

都留文科大学教養学部地域社会学科(2021年入学)
ゲストハウスゆかり5代目代表
「いつでも誰かの名脇役になる」を人生の目標にしながら、都留市にある学生の運営するゲストハウスの5代目代表を務めている。都留市の好きなところは、町の人との距離の近さと勢い、おいしいご飯屋さん。