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現役都留文生が教える!涼しくお散歩コース4選

みなさん、こんにちは!
梅雨の時期も終わり、夏の暑さも激しくなってきました。

今回は、暑さも吹き飛ぶ都留の自然や歴史が感じられるおすすめお散歩コース3選をお届けします!!

夏の暑さにクーラーの効いた部屋で過ごすのもいいですが、それではもったいない!
見ているだけで涼しくなれる、そんな場所を厳選しました。

①田原の滝(十日市場駅から徒歩5分)

都留市の上谷地区と東桂地区を結ぶ橋から見ることができるのが「名勝 田原の滝」

ここは、松尾芭蕉が滞在した地でもあり、かつて
「勢ひあり 氷消えては  瀧津魚」
という句を田原の滝を見て詠んだそうです。この滝の近くには、松尾芭蕉の像と詠んだ句もあります。あなたもまねて俳句を読んでみてはどうでしょうか?

滝を見るときに感じてほしいのは、2つのポイントです。

一つ目は、見て感じる事。
流れ落ちる勢いや壮大な滝の姿を近くで見ることで、自然の偉大さや自分のちっぽけさ、なんだか心が洗われるような気がしてきます。

二つ目は、音で感じる事。
音から感じられるのは、涼しさ

夏の暑さを吹き飛ばすためにも、自然の音で涼しさを感じてみませんか?

都留文科大学の学生は、大学近くの観光地を意外と知らないのではないでしょうか?
ぜひぜひ近いので、お散歩がてら一度行ってみてください。


②太郎・次郎滝(東桂駅から徒歩約15分)

夏狩地区にある滝の太郎・次郎の滝は、湧き水から滝が2つに流れていて、田原の滝とはまた違った景色が楽しめます。苔むした岩壁から湧き出している様子は風情を感じます。

名前の由来は定かではありませんが、都留市老人クラブ連合会編「都留の民話」の抜粋から…

昔全国を荒らした侠客の一味に、困る者を助けた太郎・次郎という凶状もちの兄弟があった。ある夜捕方に追われて上夏狩に逃げ込み、ある旧家に救いを求めた、家内の人々は驚きあわて唯うろうろするばかり、その内捕方が踏み込んで来たので太郎・次郎は奥の間から雨戸を蹴破って外に出たが、捕方の追撃は急であった、土地不安の太郎・次郎は逃げ場を失いこの滝の瀬に乗って滝壷に落ちてしまった。と云われています。

このような言い伝えも知って見ると、また違った感覚で楽しめますよね。


③ミュージアム都留(谷村町駅から徒歩2分)

ここでは都留の歴史を感じることができます。

「お八朔」というお祭りが都留では、収穫祭として行われているのですが、
ここにはそのお祭りで使われる山車があり、どのような歴史が都留にはあるのか、かつて城下町だった都留の歴史や郡内縞という絹織物が盛んだったころのことなど、くわしく知ることができます。
なんと山車に使われている織物は、あの葛飾北斎が手掛けたデザインもあるそう!!

期間限定の展示会も行われており、その時期に合わせて行くことができるのも魅力です。
また、大学の授業の調べものの際にも参考になる資料があるかも!

ぜひガイド付きで聞いてみる事をおすすめします!!


④城南橋・お城山(谷村町駅から徒歩20~30分)

春は桜の絶景、夏は緑葉、秋は紅葉が楽しめる比較的登りやすい山、
地元ではお城山と呼ばれています。

ここは、かつて勝山城という城で谷村町周辺は、城下町でした。
お堀がどの位置にあり、どういうルートで登っていたかなども、看板などから確認することもできます。
山頂までは20分~30分ほどになり、気軽に行ける距離でもあります。

現在は、QRコードなどで確認できるところもあったりなど、学べる要素もたくさんあります。

途中にわたる城南橋から見える川の景色も透き通った水がとてもきれいです。

自然を楽しむみにくるもよし、学びを得るにいくのもよし、ぜひ都留の絶景を楽しんでください。

さいごに

今回は都留のお散歩コース3選をお届けしました。
テスト勉強や学校の課題に襲われる夏休み前のこの時期ですが、たまには気分転換に外に出てみることもおすすめです。

自然だけでなく、歴史という面からも楽しめる都留でぜひ新しい楽しみ方・自分なりの楽しみ方を見つけてみてください。


この記事を書いた人は…

北畑 希実(きたはた のぞみ)

都留文科大学教養学部地域社会学科(2021年入学)
ゲストハウスゆかり5代目代表
「いつでも誰かの名脇役になる」を人生の目標にしながら、都留市にある学生の運営するゲストハウスの5代目代表を務めている。都留市の好きなところは、町の人との距離の近さと勢い、おいしいご飯屋さん。